ピアノレッスンのヒント集

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楽曲と教材〜音楽参考書

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教則本考察特集
版選びのポイント

現代は情報化の時代です。音楽もその並から離れることはなく、日々いろんな情報があふれています。
ネット上にも、音楽に関する情報は無数にありますが、研究レベルや実用で有用な情報となると、まだまだ書籍や雑誌関係の方が、充実しているような気がします。

ここでは、私がオススメの音楽関連の書籍や雑誌が中心ですので、日々の研鑽の参考にしてみてください。


ためになるような音楽関連書

演奏家の書いたエッセイなどの自伝的なものより、ちょっと普段とは違った視点から音楽を見ているような、面白い本がおすすめです。
音楽大学や音楽専門学校への対策本も、ちょっと紹介。

題名著者ちょっとコメント
楽器の絵本 ピアノ
楽器の絵本 ピアノ
カワイ出版 色彩豊かな昔の絵本といった雰囲気ですが、内容はピアノという楽器に関して、そしてピアノを弾くことに関しての基本的なことがしっかり書かれて充実しています。
普通に絵本として読んで子供でも親子でも十分に楽しめますが、解説的な側面もあり実用的な本としても使えるので、むしろじっくりと読む大人向けなのかもしれません。
クラシック、これを聴いてから死ね!
クラシック、これを聴いてから死ね!
大嶋 逸男 クラシックの名曲を14曲に絞って、おすすめの演奏を取り上げている本です。ピアノ関係ではモーツァルトのピアノソナタとピアノ協奏曲、ベートーベンのピアノソナタ「悲愴」と「月光」のピアニストの演奏を評論紹介しています。
著者がどんなピアニストの録音を推薦しているのは、読んでのおたのしみですね。
若いピアニストへの手紙―技術をみがき作品を深く理解するために
若いピアニストへの手紙―技術をみがき作品を深く理解するために
ジャン ファシナ ページ数は多くはないのですが、ピアノを弾くということの根本からの技術的な解説が多数あるほか、音楽とそのものへの言及もされている本です。
基本的なことも書かれているのでピアノ初級者にも参考になりますが、最低限のピアノや音楽の知識を持った上で読む本という感じなので、どちらかといえば専門書の部類に入ると思います。ここ最近出会ったピアノ本の中ではかなり質のいい本だと感じたので、ピアノ指導者の方にもお薦めです。
CHOPIN (ショパン) 2013年 05月号 [雑誌]
CHOPIN (ショパン) 2013年 05月号 [雑誌]
月刊ショパン クラシック系のピアノ専門月刊誌ショパンです。演奏会やピアノコンクールの情報やレポート、著名なピアニストのインタビュー記事や特集が、毎号充実しています。
実際のレッスンで使えるような知識やアイデアも豊富なので、ピアノの指導者や習っている方にも参考になる雑誌です。2013年5月号は「生誕200年ヴェルディとワーグナー」などの特集です。
MUSICA NOVA (ムジカ ノーヴァ) 2013年 05月号 [雑誌]
MUSICA NOVA (ムジカ ノーヴァ) 2013年 05月号 [雑誌]
ムジカ ノーヴァ 月刊のクラシック系ピアノ雑誌です。専門的な内容もわかりやすく紹介しているので、学習者や指導者にもためになる情報が毎号いっぱいです。
2013年5月号は「作曲家の音楽スタイルと言語を探るたび」の特集など。
コンクールでお会いしましょう―名演に飽きた時代の原点
コンクールでお会いしましょう―名演に飽きた時代の原点
中村紘子 現代日本を代表する国際的ピアニストである中村氏は、ピアノの国際コンクールの審査員も数多く務めているので、その経験をふんだんに詰め込んだのが本書。
ピアノコンクールを外側から見ただけでは知ることの出来ない内情を伝えているほか、歴史的な意外なエピソードなどもあり、コンクールを含めた世界のピアノ事情を見ることができる。
正しいピアノ奏法―美しい音と優れたテクニックをつくる 脳・骨格・筋肉の科学的研究による革新的メソッド
正しいピアノ奏法―美しい音と優れたテクニックをつくる 脳・骨格・筋肉の科学的研究による革新的メソッド
御木本澄子 題名がすごいですね。「正しい」「科学的」「革新的」とありますが、中身を読むと特に驚くような内容ではありません。しかも、図解なども入れて説明をしてあるのですが、残念ながら科学的ではない記述も多数あり、「正しい」と言い切っているのもどうかなと思います。
でも、ピアノ指導者などが持っていても損はないかもしれません。いくつかの参考になる点を自分なりに吸収して、レッスンに生かすのも方法です。
もっと知りたいピアノのしくみ
もっと知りたいピアノのしくみ
西口磯春
森 太郎
ピアノを弾くためには楽器についての詳細な知識は必ずしも必要ではありませんが、この本に書かれているような、楽器の構造的なことを学ぶのも楽しいものです。最近は電子ピアノしか知らない子供さんもいるので、説明のためにも特にピアノ指導者は、これくらいは知っていたほうがいいですね。堅苦しい内容ではなく、読みやすいのもうれしい。
楽典―理論と実習
楽典―理論と実習
石桁真礼生 音楽系大学・学校の受験生が、必ずと言っていいほど使用している「黄色い楽典」と呼ばれる本。専門分野へ進むなら、これくらい内容は必須です。
昔ながらの内容がそのままなので、分かりやすさという点ではいまひとつですが、一通りは学べます。練習問題付。
音大受験生のためのパーフェクト楽典・問題集
音大受験生のためのパーフェクト楽典・問題集
音大進学ゼミナール 定番の黄色楽典よりも、こちらの方がより実践向きのような気がします。この手の問題集で迷っている人にはぜひおすすめです。
姉妹書の音大受験生のためのパーフェクト・ソルフェージュ 旋律聴音編は、聴音問題のCD付なので、苦手としている人の自習にもいいでしょう。
子供のためのソルフェージュ (1a) 子供のための音楽教室編 音楽教室やピアノ教室の現場で、聴音や新曲のソルフェージュの問題集として非常に多く使われている、隠れたベストセラー。
まあ、単に問題がいっぱい載っているだけかもしれませんが、使い方はあなた次第?ともいえるでしょう。
音楽の友 2013年 02月号 [雑誌]
音楽の友 2013年 02月号 [雑誌]
音楽の友 クラシックファンのための、音楽情報の総合誌。
リリースされるCDやDVDの情報やオーケストラや室内楽・ピアノ演奏会のレビューやコンサート情報など、多彩な内容が魅力です。2013年2月号は「コンサートベストテン2012」の特集など。

クラシック系曲集は、ピアノ楽曲クラシック曲集をご覧ください。

ポップス系曲集は、ピアノ楽曲ポップス系曲集をご覧ください。

教則本や教材などは、教材と練習曲をご覧ください。

こども教本はこどもの教則本とピアノ曲をご覧ください。