ピアノレッスンのヒント集

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上達のヒント


ショパン:ワルツ全集
ショパン:ワルツ全集

アラウの気品のあふれる見事なショパン

  1. 上達のヒント
  2. 指の練習の前に
    基本ポジションを確認しよう
  3. 指を鍛える
  4. 音楽的に
  5. 拍子の基本を大事に
  6. 実践編
  7. 大人のピアノ
  8. 左手特訓講座
  9. 左手特訓実習
  10. 音階を弾く親指
  11. 音階を弾く2手首の移動
  12. 音階を弾く3練習しよう
  13. 和音を弾く
  14. 3度和音で指練習
  15. 分散和音(アルペジオ)を弾く1
  16. 分散和音(アルペジオ)を弾く2広い音域
  17. 指使いを考える1
  18. 演奏の難所練習法
  19. メトロノーム活用
  1. 鍵盤感覚
  2. 初見で弾こう
  3. 初見で弾こう2
  4. 譜読みを速く
  5. 和音とコード
  6. 練習メニュー
    を考える
  7. 練習メニュー
    メイン曲の難易度調節
  8. 練習メニュー
    1日の練習
    初中級編
  9. 練習メニュー
    アンサンブル
  10. 8割の演奏を目指して
  11. 発表会で緊張しないために
  12. 中期の計画をたてる
  13. 作曲家一人を集中的に
  14. 録音を練習に

鍵盤に指がなじむように

ピアノって、そう簡単には上手に弾けないですよね。練習がいやでやめてしまう人もいると思います。
でも、なかなかうまくなれないから面白い!うまくなりたいと気持ちが出てくるものだと思います。

このコーナーでは、ピアノが少しでも上達できるようにと、様々な角度から考えてみます。いろいろなピアノ上達のヒントを掲載していますので、普段ピアノを指導している先生方は、ひとつの参考としてご覧ください。また、生徒さんやピアノを独習・独学で弾いている方には、少しでも参考になればと。

ピアノが上手に弾けるようになるためには、いろんな要素がかみ合って成り立つものです。項目別に分けて考えてみました。


指を鍛えるには

指をしっかりと思い通りにうごかすには、指のそれぞれの神経が独立していて、尚且つある程度の筋肉がついている必要があるかと思います。
毎日、何時間も練習する人であれば、自然にピアノを弾くに見合った指の筋肉がついてきて、神経の独立性も備わってくるかと思いますが、誰でもそういうわけにはいかないようです。そこで、指が個々に神経を独立して、筋力もしっかりとつき、ピアノの演奏技術・テクニックが向上するような方法をご紹介していきます。
でもその前に、もっと大事なことは…基本ポジションですよ!


音楽的に と 実践編

指だけを鍛えればピアノが思い通りに弾けるというわけではありません。
拍子の基本・リズム感・メロディーと伴奏とのバランス・美しく歌う方法、譜読みから仕上げのポイントなど、様々な要素を取得するためのコツを、ちょっと紹介してみます。
また、有名な曲の一部分を取り出して、上手に弾くポイントをチェックしてみましょう。
いままできちんと弾けていると思っていた曲や簡単そうに見える曲でも、意外と見過ごしているところがあるかもしれません。
実践編曲目解説では、ドビュッシー「月の光」や「エリーゼのために」のほか、ブルクミュラーの「アラベスク」、メンデルスゾーン「ベニスのゴンドラの歌」などを解説しています。


大人のピアノ

大人になったからピアノを始める人や、子供の頃にやっていて大人になってから再開する人など、大人のピアノが注目されています。
基本は大人も子供も同じですが、大人に合ったピアノ練習法をちょっと考えてみましょう。


鍵盤感覚をつかむ と 初見で弾くと譜読み

ピアノが上達スピードがあがらない人や、曲の仕上がりが遅い人は、ほとんどの場合、指が動かないからではありません。ピアノは他の多くの単旋律楽器と違い、普通は複数のパート(右手と左手)を一人で弾くので読譜力が必要です。楽譜をただ読めるくらいでは遅かったり、楽譜の情報をすばやく脳に伝達→指へ伝達といった作業が出来ていないのです。
ここでは、一見ビッシリと書かれた音符の楽譜でも、苦にならなく読めて、できるだけ指が鍵盤に反応する方法の第一歩、鍵盤感覚をつかむことを考えてみましょう。

「これ弾ける?」なんて楽譜を渡されて、その場でスラスラをピアノを弾けたら、とてもかっこいいですが……
現実には、何日も楽譜とにらめっこをしないと、なかなか1曲を弾けるようにはならない人も多いかと思います。
でも、自分の実力より少し簡単な曲なら、楽譜に手が反応して初見でピアノを弾けるようになりたいもの。そのちょっとしたコツを。


和音とコード

和音の成り立ちや、コード進行の基本を覚えてしまえば、メロディーに伴奏をつけることもできますし、初見でも断然有利です。
また、譜読みが早くなる効果もあるので、ピアノ演奏が楽しくなります。ぜひ基本を覚えましょう。


練習メニューを考える

ピアノを練習するときには、どういった曲の組み合わせで練習していくと、上達にはいいのでしょうか。
ここでは、実際のメニュー例をあげて説明しています。


上達のヒント記載事項に関して
ピアノに上達やテクニックなどに関して唯一の正しい方法論というのは、おそらくないと思われます。人によって合う方法・合わない方法がありますし、専門家の意見にもかなりの幅があるでしょう。良質の練習を積んだからといって誰でも同じように上達するとも限りません。
スポーツで例えると、タイガーウッズのスイングを体格やパワーなどが違う人が真似ても意味がないように、どんなに努力をしても100メートルを9秒台で走れる人が限られるように、人間は個々に違って当然です。
ですので、このサイト内のピアノ上達や練習・音楽的な見解などは、吟味をした上で出来るだけ有用なものを掲載しているつもりですが、あくまで管理人や執筆協力者の個人的な意見や感想であり、実践される方の効果をお約束するものではありません。ひとつの参考意見としてご覧ください。
また、正しい方法でもありません。他の方法や意見を否定するものではないので、サイト内では表現として極力「正しい」や「間違い」といった言葉を使用しないように努めていますが、文脈によっては使用している場合もあります。